ファンドマネージャーが投資候補とするヘッジファンド情報
ヘッジファンドのパフォーマンスを実際に見たことがありますでしょうか?本情報は、一般的には出ることのない機密情報となります。このような情報は、プロの投資家には沢山投資案件として情報が来ます。その一部をご紹介します。
今回は、魅力的な海外のヘッジファンドのご紹介となります。モナコの知人(プライベートバンカー)からの紹介となります。
今回のファンドは、シンガポール拠点のLファンドと言います。同社のAUM(資産運用額)は、209億円程度の中堅ヘッジファンドとなり、本ファンド自体は約74億円と運用パフォーマンスが期待できるレベルの規模感です。
2020年1月~10月末までの利回りは、年率+12.6%(手数料控除後)となります。先月10月は、+1.55%となります。
通年のパフォーマンスは、以下の通りとなります。
2020年1月~10月+12.6%
本ファンドの最低投資金額は、USD1million(約1億円)からの投資となります。(ロックアップ期間は、60日となります。)
よって、約1億円を投資した場合、1,260千万円の利益を得ることになります。富裕層向けの商品のため投資額は、大きい印象を持つかもしれないですが、1億円は富裕層にとってそこまで大きな額ではないです。むしろ富裕層にとっては、運用を委託し、10%(1,000万以上)以上の利益を得るのは魅力的に映ります。
過去の運用パフォーマンスを以下記載しておきます。
シンガポール拠点のヘッジファンド
本ファンドは、絶対収益型のファンドであるため、下落局面でも利益を出すような運用方針です。
グローバルアセットであり、国別の投資比率として、中国に20%(ロング32.69%)、香港2.75%(ロング15.9%)、日本1.1%(ロング6.18%)、オーストラリア10.16%(26.57%)等と買いポジションを構築しています。
モナコのプライベートバンクでは、本ファンドのようなパフォーマンスが良く、信用出来るファンドに容易にアクセス出来ます。またプライベートバンク間での紹介や情報交換も頻繁に行っています。
富裕層は、ヘッジファンドに投資し、リスク分散を行いながら更に自己の資産を更に増やすことをプライベートバンカーに依頼しています。
依頼を受けたプライベートバンカーは、更にヘッジファンド間で、運用上、相関が生じないようにファンド間のアセットアロケーションを行っています。
Hiroshi Fuji、モナコ在住
個人投資家として、15年の日本株、外国株式(香港、中国、ベトナム、ドバイ)の運用経験を有する。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。MBAホルダー、証券外務員、プライベートバンカー資格等。金融メディアサイト:”世界経済・金融情報サイト” 配信中:https://www.monaco-banker.com/