バリュー投資は生きている!日経新聞2020.9.29朝刊
本日の朝刊
投資手法について自分の手法と同様なので、今回ご紹介出来ればと思い記事を紹介します。
日経新聞から引用
・中小型株を中心に安定的なキャッシュフローを生む質の高い事業をもつ企業
→これは正にキャッシュフローのB/Sの流動比率が高いものを同業他社、時価総額と比較して判断します。例えば、キャッシュ比率、短期社債(3か月以内)、TBill等。1年以上の長期資産は除きます。
・割安水準で投資し、株価が割高になるまでずっと保有する。
→上記①が割安と判断しているので、割高(本質的な価値)、例えばPBRで1以上の判断でバリュー投資家は判断します。PBR偏重と成長性のバランスについて議論はありますが、今回はバリューにフォーカスします。個人的には利益の売上成長率、粗利率、経常利益率の推移も併せて確認します。
・目先が赤字になったとしても長期的な成長に向けて思い切った投資を出来る経営者がいることだ。
→これはバリュー+成長性も見ていることで本記事は成長性も意識したバランスの良い企業の事を示唆しています。
上記条件を満たす銘柄を1つ紹介します。※買い推奨ではありません。
【小田原機器:https://www.odawarakiki.com/ir/index.html】
PER | PBR | 利回り | 信用倍率 |
---|---|---|---|
12.5倍 | 0.51倍 | 2.53% | -倍 |
財務諸表は、ピカピカに綺麗でバリュー投資家には持って来いの銘柄です。現在2020.9.29時点593円ですが、まだまだ伸びる企業であると感じています。
急騰の可能性もあり、今後株価や同社の動向から目が離せないです。
【参考】
・バリュー投資は、長期投資が可能な優良企業を発見するために企業を丁寧に調査することが重要です。
・企業の本質的な価値(コアコンピタンス)を理解するためには短期的な業績動向ではなく、利益率や成長率の長期的な持続性の理解を深めることが不可欠です。
弘(Hiroshi)@モナコ