香港華僑の富豪について
香港で、会社経営していたため数年間滞在していました。香港の金融センターであるセントラルでのいきつけの飲茶が懐かしいです。
多々苦労もありましたが、それなりに日本人含め、現地の富裕層の人脈が出来ました。香港は、狭い世界のため真剣に会おうと努力すれば、比較的著名人や富裕層に出会える可能性が高いです。
華僑の富豪から学ぶことがあったため幾つか考え方をシェアしたいと思います。以下が、成功した共通点となります。
①「努力について」
努力は、必要、でもそれだけでは成功しない、と考えています。
成功するためには、そのための方法が必要でお金儲けるためには経済的合理性に基づいた行動が不可欠です。
仕事を極めて人間性を磨ぎ、不労所得で財を成す。一生懸命なだけではチャンスに遭遇するだけで終わります。チャンスに出会ったと時に「経済的合理性で優先順位を決める」ということで、誰の人生にも大きな変化が訪れます。
香港の富豪と会う機会があったのですが、セントラルやセントラル・ミッドレベルで打ち合わせをしていました。実際に彼らを見て感じたことは、目立たないように暮らしており、華僑の富豪は必ず不労所得を人生のビジネスモデルに組み入れていました。
②「一度信頼したら徹底的に付き合う」
華僑の富裕層は、一度信頼した人とは家族ぐるみで徹底的に付き合います。自分も土日は、セントラルやチムサーチョイ(現地ではTSTと呼ぶ)で良く飲茶に誘われました。
そこから学んだこともあり、自分はいつも意識していることは、信頼した人に対しては、必ず相手を儲けさせることに徹底しています。相手を喜ばせることに徹底することで、長期的には跳ね返ってくると思います。実際に自分も富裕層とビジネス取引した際に不動産の高値売却を行い、数千万の利益を富裕層にもたらしたことがあります。
自分の儲けは、、との声が聞こえてきそうですが、自分の信頼している人であれば、必ずWinwinの関係が成立します。成立ない一方的な利益状況であるのであれば、信用に足らない人間性や関係性と考えます。
③「付き合う人を選ぶ条件」
・よく働く。
・創造的な知識を有する。経験や専門性を有する。
・裏切らない(短期的利益追求をしない)
これは、どの世界でも同じでないでしょうか。稼ぐには人より多く働くのは当然です。結果を出すには、時間を費やす必要があります。
ちなみに裏切らないことについて、個人的な経験として約1,000万円(当時は、HKドルとフィリピンペソの外貨)を現金で渡され、1週間保管してくれ等、現金受取の依頼が時折ありました。
富裕層にとって、1,000万円は多額ではないため信用出来る人間か明らかに試していると思います。最初は、何故か疑問になっていましたが、誠実に対応する事でより信用を得ることになりました。
次回は、成功する投資方法について実例を交えて説明したいと思います。