著名ヘッジファンドの厳しいパフォーマンス
ヘッジファンドのパフォーマンスを実際に見たことがありますでしょうか。本情報は、一般的には出ることのない機密情報となります。このような情報は、投資の専門家には沢山投資案件として情報が来ます。
基本的にパフォーマンスの良いファンドは注目されますが、一方パフォーマンスが悪いファンドは、解約や淘汰されることになっていきます。（注：本ファンドが、詐欺等の悪質なファンドとの意味ではなく、直近のパフォーマンスがプロでも厳しいとの意味です。）
レポートを受理しましたので、プロのヘッジファンドの運用成績について、直近の状況をお伝え出来ればと思い一部をご紹介します。
今回は、投資対象としては厳しいファンドパフォーマンスになります。2020年1月～9月末までの利回りは、年率-23.0％（手数料控除後）となります。
過去のパフォーマンスは、以下の通りとなります。
2019年-4.35%
2018年-16.15％
2017年＋42.74％
本ヘッジファンド ファンドの特徴
業界では有名なロングショートのヘッジファンドとなります。メディアでは、2017年に一時抜群のパフォーマンスが注目されました。
特徴としては、年金や個人の富裕層が中心の投資ファンドとなっています。
セクター別のエクスポージャー（投資産業）は、IT産業の銘柄を+35%をロングする一方で、一般消費財・サービス産業を-20％とショートしています。
またロングの銘柄は23銘柄に対して、ショート15銘柄、全体の中でTop 10銘柄ロング70.47%、Top 10銘柄ショート -48.58%を占めており、ネットエクスポージャー（ロングとショート全体の差引）は、ロングで約24%となります。
ヘッジファンドは、短期間の中で常に大口投資家の厳しいプレッシャーの中で成績を出すように求められており、実際プロのファンドでもパフォーマンスが好調な時もあれば勿論悪い時もあります。
投資するヘッジファンド（商品）を見極め富裕層のポートフォリオを構築するのがプライベートバンカーの役割です。富裕層は、更に自己の資産を更に増やすことをプライベートバンカーに依頼しています。
その際、プライベートバンカーは、投資するヘッジファンドを見極めて、運用上、ポートフォリオの中で相関が生じないようにアセットアロケーションを行っています。
