【トピックス】
日銀短観 大企業製造業:-34(予想-31、前回-8)
米6月ADP雇用統計:+2369千人(予想+2900千人、前回-2760千人→+3065千人)
米6月製造業PMI(確報):49.8(予想49.6、前回49.6)
米6月ISM製造業景況指数:52.6(予想49.8、前回43.1)
FOMC議事録:
「フォワードガイダンスが信頼を得ている限り、イールドカーブに上限や目標を設定する必要性が明確ではない」
ジョンソン英首相:
「国家安全法の施行は中英共同宣言に対する明白かつ深刻な違反だ」
米下院:
香港国家安全法めぐる中国制裁法案を可決
ナスダック総合 10,154.63(+95.86)
米10年債利回り 0.676(+0.023)
【為替相場】
ドル円107円台半ば。ドル円はじり安の展開
東京時間:
ドル円は108円丁度付近でスタート。直後には108円台前半を試す動きが
みられたものの、勢いは続かずその後反落。売り優勢の中でじりじりと
値を下げ、終盤には107円台半ばまで下落した。
海外時間:
欧州入り後は107円40~50銭台でレンジを形成し、方向感に欠ける展開
が続く。ドルがほぼ全面安となる中で一時ユーロが急反発する場面も見
られたが、ドル円への影響は限定的であり終始レンジ内での値動きが続
いた。
<今後の材料>
ドル円は東京午前に約三週間ぶりの高値をトライするも、勢いは続かず
直後に失速。材料難の中、株価が軟調に推移したとこもあってじり安の
展開が続いた。
注目は本日発表される米雇用統計に集まる。現在の市場予想は非農業部
門雇用者数が前月比+3058千人、失業率が12.5%と5月に続いて労働市場の
改善を予想。良好な内容であればリスクオンの動きからドル安・円安が
進むと思われ、上値は重いながらもドル円は108円台を狙う展開となりそ
うだ。一方、昨日のADP雇用統計のように前月分の大幅修正や、予想と大
きくずれた結果が出た場合には、一時的な混乱からマーケットが荒れる
可能性がある点には注意しておきたい。
本日のドル円予想レンジ:107円00銭~108円20銭
【香港市場】
HKD/JPY(海外市場CLS) 13.86
【オフショア人民元相場】
ハンセン指数(前日終値) 24,427.19(+125.91)
オフショア人民元1年物スワップ幅(執筆時気配値):+1250/+1300
Source: Bloomberg