本日の金融トピック 2020.7.6

【為替相場】
ドル円107円台半ば。米国祝日により閑散相場

東京時間：
ドル円は107円50銭付近でスタート。前日に米雇用統計を通過し、材料
出尽くしもあって動意に欠ける展開。株価が底堅く推移する一方、ドル
円は終始動意に欠ける値動きが続く。

海外時間：
欧州時間に入ると一時ユーロが小幅安となるも、ドル円は107円台半ば
でほぼ反応せず。その後も米国でコロナ感染拡大が報じられるも、米国
祝日に加えて週末ということもあって動意に乏しい値動き。一日を通じ
て107円50銭を中心とした小動きが続いた。

＜今後の材料＞
先週末は米国祝日の中、材料出尽くしもあって相場は閑散とした商いが
継続。ドル円は107円50銭を中心に、上下に5銭程度の非常に狭いレンジ
内での値動きが続いた。

足許では特段の材料も無く、引き続きドル円は米株を中心とした値動き
が予想されるものの、米国でのコロナ感染拡大が続く中、上値自体は限
定的だろう。
一方、トランプ政権が新たに検討しているとされる対中制裁措置には注
意を払いたい。政権関係者は数日以内に公表される可能性が高いと述べ
ており、内容次第ではリスクオフの円高が進む可能性は十分想定される。

本日のドル円予想レンジ：107円00銭～108円00銭

【香港市場】
HKD/JPY（海外市場CLS） 13.88

【オフショア人民元相場】
ハンセン指数（前日終値） 25,373.12（+248.93）
オフショア人民元1年物スワップ幅：+1240/+1290

Source: Bloomberg