日経平均 23,310.84(前日比+75.37)
USD/JPY 106.13/18
CNH/JPY 15.50/55
LDN-NYC
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HIGH
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LOW
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CLOSE
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USD/JPY
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106.24
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105.99
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106.12
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USD/HKD
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7.7505
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7.7502
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7.7505
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【トピックス】
米8月PPI最終需要:+0.3%(予想+0.2%、前回+0.6%)
新規失業保険申請件数:884千件(予想846千件、前回881千件→884千件)
ECB:
パンデミック緊急購入プログラムの規模を1兆3500ユーロで維持
中銀預金金利をマイナス0.5%で据え置き
バルニエEU首席交渉官:
「EU、あらゆるシナリオに対して準備を強化する」
報道:
「ECB政策委員会、ユーロ高に過剰反応する必要はないと合意」
ラガルドECB総裁:
「ユーロ高はインフレ動向にネガティブな影響を与えるため、注視する」
「為替を目標はなく、あくまで物価の安定が目標」
米上院民主党:
規模縮小した共和党の景気対策法案を阻止
【米株式、債券市況】
ナスダック総合 10,919.59(-221.97)
米10年債利回り 0.682(-0.021)
【為替相場】
ドル円106円台前半。ECBは無難に通過。ドル円は動意に欠ける展開
東京時間:
ドル円は106円20銭付近でスタート。主要株価指数が上げ幅縮小に転じた
ことからドル売り優勢となり、ドル円は106円05銭付近まで下落。しかし
下値も堅く、その後も同水準でもみ合う動きが続いた。
海外時間:
ECB理事会は警戒されていたユーロ高牽制がなかったことで、ユーロが買
い戻される展開。これを受けてドルが一時急落するも、ドル円は106円10
銭台での値動きが継続。NY時間に入ると米株が大幅反落となるも、ドル
円への影響は限定的であった。
<今後の材料>
注目のECBはサプライズなく通過し、相場に特段の波乱は起きず。一方で
この日のドル円は特に動意に欠け、米金利の上昇(その後低下)や米株の
大幅下落に見向きもせず、終始106円台前半での値動きが続いた。
目先の材料を消化したことで、当面は米株の動向が注目される。現時点で
悲観する声は少ないものの、米株が軟調な値動きを続ければ米金利の低下
を通じてドル円に対しては下落圧力となりそうだ。また、一連の米国債入
札を消化し、米金利上昇圧力が緩和されそうな点も金利低下要因となるだ
ろう。加えて、離脱交渉が混迷を深めつつあるものの、ECB通過を受けて
ユーロが再び上昇し始めるようであればドル円に対しては円高要因となり
そうだ。
本日のドル円予想レンジ:105円60銭~106円60銭
【香港市場】
ハンセン指数(前日終値) 24,313.54(-155.39)
HKD/JPY(海外市場CLS) 13.69
【オフショア人民元相場】
オフショア人民元1年物スワップ幅(執筆時気配値):+1610/+1660
Source: Bloomberg