【経済情報】ドル円108円台後半、109円を記録するも勢いは続かず。
モナコのプライベートバンク(PB)にてプライベートバンカーとして、富裕層向けに投資案件の紹介、資産運用や節税アドバイスを行っている”Hiroshi”といいます。
プライベートバンカーという仕事柄あらゆる投資案件や節税対策に携わっています。また最近は、日本から株式運用や金融英語教育の問い合わせが増えています。
本日は、世界の経済情報を以下の通り記載します。世界の金融情報に接することで皆さんの市場に対する相場観が少しづつ身につくと考えています。
本日の経済情報!
トピックス
日経平均 28,624.52(前日+70.54)
USD/JPY 108.72/77
トピックス
【トピックス】
米5月Ifo期待指数:
102.9(予想101.0、前回99.5→99.2)
米5月コンファレンシボード消費者信頼感指数:
117.2(予想118.8、前回121.7→117.5)
ビルロワドガロー仏中銀総裁:
「インフレの2%目標は上限ではない」
「PEPPの購入減速は全く急いでいない」
エバンス・シカゴ連銀総裁:
「FRBのスタンス変更を指示することは何もない」
クラリダFRB副議長:
「今後数回会合で資産購入ペースの縮小について議論を開始できる状況になるだろう」
【米株式、債券市況】
NYダウ平均 34,312.46(-81.52)
ナスダック総合 13,657.17(-4.00)
米10年債利回り 1.560(-0.043)
【為替相場】
ドル円108円台後半。一時109円を記録するも勢いは続かず。
東京時間:
ドル円は108円80銭付近でスタート。株価堅調の中、ドル円は
直後に108円70銭台まで下落。特段の材料もなく同水準での動
きが続くも、クローズにかけては米金利低下を受けたドル安を
背景に108円60銭台まで値を下げた。
海外時間:
欧州入りにかけて米10年債利回りが低下し始めたことで、ドル
円は一時108円60銭割れまで下落。
しかし売り一服後は上昇に転じ、ドル売り優勢の中でもドル円は上昇。NY午前には109円07銭の高値を記録する場面も見られた。その後は米長期金利の低下を受けて反落し、108円80銭手前でクローズ。
<今後の材料>
米10年債利回りはこの日も低下し、最終的に1.6%を割り込む展
開。米金利の落ち着きがセンチメントを改善させる中、この日
は中国株が大きく上昇した。
中国本土株への資金流入は相当規模であったと見られ、海外投資家による中国株の買いが、昨日の人民元高・ドル安の一因となった。
オフショア人民元は欧州入りにかけて2018年以来となる6.3台を
一時記録した。一方、オンショアでは大手国有銀行と思われる
ドル買いがあった模様であり、オンショア人民元は6.4割れには
至らず。中国株高を背景とした元高圧力は暫く続くと見られ、
オフショア人民元が再度6.4を割るのも時間の問題だろう。
本日のドル円予想レンジ:108円10銭~109円10銭
出所:Bloomberg
本日の情報から皆さんはどのように運用すると利益が出ると考えますか?
総合的に現在の経済情報を勘案し、Hiroshiが運用する日本株ファンドは、好決算で下落した銘柄を買う運用戦略で進めています。本日も株式を淡々と大量購入しています。
まとめ
現役モナコのプライベートバンカーが、経済情報を配信しています。プライベートバンカーは、お客様の依頼に応じて如何なるニーズにも対応することが求められます。
Hiroshiは、プライベートバンカーが謎のベールに包まれた富裕層向けの上品且つ神秘的なイメージは日々不必要と感じています。実際の業務は、庶務業務から通訳や翻訳等も幅広くあります。最近は、運用依頼や金融英語教育の問い合わせが増えています。
よって、当方が情報配信することでプライベートバンカーに親近感を持っていただき、もっと皆さんに富裕層の扱う本物の金融商品を身近に感じて欲しいと考えています。
そのために皆さんの資産運用に有益と思える最新の情報配信を心掛けています。
補足説明:読者の皆様には、少し海外に視野を広げることでプロの間では、パフォーマンスの良い魅力的な商品や投資してはいけない商品があることを知って頂きたいため現役プライベートバンカーが金融・経済情報や投資に関する情報配信を行っております。
モナコ在住。モナコの現役プライベートバンク(PB)、ファミリーオフィス兼務、また個人投資家として、15年の日本株、外国株式(香港、中国、ベトナム、ドバイ)の運用経験を有する。
投資案件調査、資産運用や節税アドバイスを行っています。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。