【経済情報】ドル円108円台後半、109円を記録するも勢いは続かず。
モナコのプライベートバンク（PB）にてプライベートバンカーとして、富裕層向けに投資案件の紹介、資産運用や節税アドバイスを行っている”Hiroshi”といいます。
プライベートバンカーという仕事柄あらゆる投資案件や節税対策に携わっています。また最近は、日本から株式運用や金融英語教育の問い合わせが増えています。
本日は、世界の経済情報を以下の通り記載します。世界の金融情報に接することで皆さんの市場に対する相場観が少しづつ身につくと考えています。
本日の経済情報！
トピックス
【トピックス】
独6月：79.8（予想86.0、前回84.4）
【米株式、債券市況】
NYダウ平均 34,599.82（-30.42）
ナスダック総合 13,924.91（+43.19）
米10年債利回り 1.538（-0.031）
【為替相場】
ドル円109円台半ば。材料難の中、ドル円は小動き
東京時間：
ドル円は109円20銭付近でスタート。日経平均株価の上昇もあり、
直後に109円40銭台まで上昇。その後は特段の材料もない中、終始
同水準での値動きが続いた。
海外時間：
欧州時間に入ると為替はややドル買いが優勢となり、ドル円は
日中高値の109円56銭まで上昇。その後は米金利の低下に連れて
109円20銭台まで下落したものの、米金利が下げ止まると109円
50銭付近まで値を戻した。
オフショア人民元は対ドル6.39付近での攻防が続いていたが、
海外時間になると元安が進行。終盤にかけては6.4台をつける場
面も見られた。
＜今後の材料＞
米10年債利回りが1.50%丁度に接近する中、ドルは主要通貨に対して小幅に上昇。これまでと逆の動きだが、期待インフレ率の低下が一因と思われる。過度なインフレ期待の解消に伴い実質金利はじりじりと上昇しており、これがドルの買い戻しや米株の伸び悩みに繋がっていそうだ。米当局者が何度も“インフレ率上昇は一時的”と繰り返していたが、これを市場は受け入れつつある。
本日も特段の材料はなく、ドル円相場は109円台半ばを中心とした小動きが予想される。一方で明日は米CPIが予定されており、米金利や期待インフレ率が大きく動く結果となれば、再度ドル安に進む可能性はあるだろう。
本日のドル円予想レンジ：109円00銭～110円00銭
【香港市場】
ハンセン指数（前日終値）28,781.38（-5.90）
HKD/JPY（海外市場CLS） 14.11
出所：Bloomberg
本日の情報から皆さんはどのように運用すると利益が出ると考えますか？
総合的に現在の経済情報を勘案し、Hiroshiが運用する日本株ファンドは、好決算で下落した銘柄を買う運用戦略で進めています。本日も株式を淡々と大量購入しています。
まとめ
現役モナコのプライベートバンカーが、経済情報を配信しています。プライベートバンカーは、お客様の依頼に応じて如何なるニーズにも対応することが求められます。
Hiroshiは、プライベートバンカーが謎のベールに包まれた富裕層向けの上品且つ神秘的なイメージは日々不必要と感じています。実際の業務は、庶務業務から通訳や翻訳等も幅広くあります。最近は、運用依頼や金融英語教育の問い合わせが増えています。
よって、当方が情報配信することでプライベートバンカーに親近感を持っていただき、もっと皆さんに富裕層の扱う本物の金融商品を身近に感じて欲しいと考えています。
そのために皆さんの資産運用に有益と思える最新の情報配信を心掛けています。
補足説明：読者の皆様には、少し海外に視野を広げることでプロの間では、パフォーマンスの良い魅力的な商品や投資してはいけない商品があることを知って頂きたいため現役プライベートバンカーが金融・経済情報や投資に関する情報配信を行っております。
モナコ在住。モナコの現役プライベートバンク(PB)、ファミリーオフィス兼務、また個人投資家として、15年の日本株、外国株式（香港、中国、ベトナム、ドバイ）の運用経験を有する。
投資案件調査、資産運用や節税アドバイスを行っています。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。
