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Now Live:NYダウ平均株価史上最高値 2万9568ドル!日経平均先物が高騰している翌日の効率的な利益方法とは?

日米欧で株価大幅上昇、NYダウ平均株価 史上最高値 2万9568ドル!

米ファイザーが開発中の新型コロナウイルスワクチンで高い有効性を示す初期データを公表したことを受け株式市場は、大きく動きました。

現在NYダウは、29,490前後を推移しており、前日比+1,180と爆上中となっています。

また、機関投資家が重視するS&P500種株価指数に連動型の先物は、最高値圏で推移しています。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物12月物は9日の日経平均終値比1,000円以上上昇する場面がありました。現在は、+610円で推移しており、以下の通り個別株の値動きも激しくなっています。

外国為替市場も反応しており、昨日は、103円弱でしたが円安が進み、円相場は一時1ドル=105円近辺を付けました。短時間で1円以上も円安が進み、経済活動再開への期待感から低リスク通貨の円を売る動きが広がっています。

日本では、夜間取引と言われる私設取引システム(PTS)で日本航空やANAホールディングスがいずれも10%を超える上げ幅となりました。

その他、JR東海など鉄道各社も大幅高、インバウンド需要の回復を見込み、高島屋など百貨店株も高いです。その他にもリコーも上昇しており、多くの銘柄でPTSは上昇しています。

日経平均先物が高騰している翌日の株式取引の戦略、効率的な利益方法とは?

今夜先物の高騰から明日日本株式市場は、9時から9時15分間は少なくとも爆上げは確実となりました。9時~9時5分は数多くの銘柄で特買注文が出ることが想定されます。

よって、優良銘柄であれば、明日9時は若干高値の指値も好ましい戦略と考えます。そのまま明日は、株価は幅広い銘柄で上昇して行く可能性が想定されます。

注目する業種は、ワクチン開発の発表に伴いこれまでの生活のあり方を変えると投資家は考えるため、外出規制の緩和想定から航空業(JAL、ANA)、旅行業(HIS、ベルトラ、KNT)、エンタメ系、外食産業、また大統領選も終わり金融刺激策の想定から銀行株、環境銘柄等、全体的に暴騰が想定されます。

医療業は、総じてプラスですが、コロナ検査機器の販売のPSS、薬品開発のアンジェス等は、ファイザーの材料が出ているので、ネガティブインパクトで売られる方向(又は小幅上昇程度)と考えます。

今後の日経平均の方向性は?

大統領選で不確実要素から下落目線と考え空売りを仕掛けていた投資家、またレバレッジ型の日経ダブルインバ―ス(1357)のETF空売りをしている投資家(損切躊躇、ナンピンした投資家)も多く存在すると想定され、空売り投資家を巻き込みながら日経平均は更なる上昇を目指すと考えています。

本日の日経平均先物の上昇率、NYダウ、為替の動向(過度な円安)、全体の騰落レシオを確認しても資金流入が確認出来るため、ワクチンの好材料をきっかけにこれから本格的な上昇気流が始める予感がします。

Hiroshi Fuji、モナコ在住
個人投資家として、15年の日本株、外国株式(香港、中国、ベトナム、ドバイ)の運用経験を有する。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。
MBAホルダー、証券外務員、プライベートバンカー資格等。
 
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