【運用スキル】株式投資で失敗しない運用技術を公開!みんなが可能な儲かる取引手法とは!
こんにちは。モナコのプライベートバンク(PB)にてプライベートバンカーとして、富裕層向けに投資案件の紹介、資産運用や節税アドバイスを行っている”Hiroshi”といいます。
プライベートバンカーという仕事柄あらゆる投資業務に携わります。日々株式運用にも業務の一環として携わっています。
ちなみに株の取引ではありませんが、以前にも仮想通貨の億トレード取引をしており記事にしているのでよかったら見てください。(ちなみにお客様の仮想通貨となりHiroshi自身の仮想通貨ではありませんのでご注意ください。)
今回の記事は、これから日本株の運用をご自身で行いたい方の売買取引のトレード手法の1つとして参考になると思います。
権利付最終日に空売り(クロス取引なし)
トレード手法の概念
本手法は、権利付最終日から数日でポジションをクローズするスウィングトレード手法となります。株を先に売っておき、株価が下がったところで買い戻して利益を出す投資手法となります。
”権利付最終日に空売りをし、翌日~数日後にポジションをクローズします。”
一般的には、権利付最終日(例:2021年3月29日(月))までに株を買えば株主優待の権利を取得でき、そして、その際に権利付最終日以降の下落リスクに備えてクロス取引をすると思います。
しかし、人の逆をすることに大きな利益があり、買いポジションは一切行いません。
その理由は、権利付最終日に購入した買いポジションは翌日含み損になるためとなります。
トレード手法(実践①)
ゼンショー(7550)で取引
2021年3月29日に行った取引として、ゼンショーを取引銘柄として、権利落ち日(3月29日)以降は、株価が下落すると想定し、同銘柄を15時に引成で空売りを行いました。(以下図の赤丸が、空売りをした箇所となります。)
そして、売りポジションは、翌日以降に決済し、利益を確保しました。
権利付最終日の空売り費用
空売り費用として掛かるものが、主に”金利”、”貸株料”、”逆日歩”、”配当落調整金”になります。
権利付最終日の前に空売りをする場合には、費用で注意する必要がありますが、ゼンショーについては、費用を計算して下落で利益が十分取れると確信しましたので後程説明します。
ゼンショーの空売りコストが問題ない理由
(1)逆日歩について、権利付最終日前日に1株あたり0.05円の逆日歩がついていましたが、特に大した金額ではなく、権利付最終日の逆日歩について、凡そのレンジ(5銭~高くても10銭の幅)が想定できました。
(2)空売りした場合、配当落調整金を差し引かれますが、ゼンショーの利回りは、0.7%のため費用としても大した金額にならないと想定しました。(空売りをしている株は、配当金の”支払い”の必要があり、制度信用取引の場合は、配当金×84.865%を支払うことになります。)
(3)貸株料について、信用取引をする際に必要となる、株のレンタル料となり信用取引の金額に応じて発生しますが、微々たる金額でしたので気にしませんでした。
ゼンショー空売りを決行した理由
何より同社の業績が特に魅力的でもなく、株価が上昇基調であったため自信を持って空売りを決行しました。
個人株主の間において、優待で人気銘柄であることも注目すべきポイントと思います。
トレード手法(超実践②)レア公開:番外編
当方は、現物買いに対して信用取引を同時に行っています。
ポジションについて、現物10割に対して信用建玉を数割と押さえます。そして信用ポジションの玉に応じて回転用(短期売買)に使用しています。
その回転で生じる利益を用いて信用ポジションを現引することを繰り返しています。
この手法を繰り返すことで、利益を伸ばすことが出来ます。
まとめ
現役モナコのプライベートバンカーが、実際に行った日本株空売り取引の一部をご紹介しましたが如何でしたでしょうか。プライベートバンカーは、お客様の依頼に応じて如何なるニーズにも対応することが求められます。
ちなみに一般的にこのような情報は開示されることはありません。理由は、運用会社やトレーダーの機密事項であり取引状況を態々開示する必要性がないためです。
しかし、Hiroshiは、プライベートバンカーが謎のベールに包まれた富裕層向けの上品且つ神秘的なイメージは日々不必要と感じています。実際の業務は、庶務業務から通訳や翻訳等も幅広くあります。
よって、当方が情報配信することでプライベートバンカーに親近感を持っていただき、もっと皆さんに富裕層の扱う本物の金融商品を身近に感じて欲しいと考えています。
そのために皆さんの資産運用に有益と思える最新の情報配信を心掛けています。
補足説明:読者の皆様には、少し海外に視野を広げることでプロの間では、パフォーマンスの良い魅力的な商品や投資してはいけない商品があることを知って頂きたいため現役プライベートバンカーが金融・経済情報や投資に関する情報配信を行っております。
モナコ在住。モナコの現役プライベートバンク(PB)、ファミリーオフィス兼務、また個人投資家として、15年の日本株、外国株式(香港、中国、ベトナム、ドバイ)の運用経験を有する。
投資案件調査、資産運用や節税アドバイスを行っています。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。