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【機密情報】プライベートバンカー保有の香港株高騰中!年初来一時160%上昇。個人運用一部公開。

【機密情報】プライベートバンカー保有の香港株高騰中!年初来一時160%上昇。プライベートバンカーの個人運用を一部公開!

香港市場 SNS株Inke(3700)の株価高騰が止まらない!

1月26日投稿した香港株Inke(3700)の株価高騰が止まらない状況です。

最近は、毎日Inkeの株価が8%~10%上昇し、連日上昇を続け、そして本日なんと年初来一時160%上昇しました。

株価上昇を予想していた過去の記事はこちら

2021年1月26日の記事にて

現在海外の証券口座を使用して、資金一部を香港株に振り分けています。個別銘柄は、初公開となります。保有銘柄は、ライブ配信大手「映客(Inke)」(3700)になり、約2年前から投資し、購入価格を加重平均してきました。

今回他社との業務提携情報により、急騰しており、上場時の初値はHKD$4弱、現在HKD$2であるため、まだ株価の伸び代はあると思います。

想定より早く目標株価に達したため、HK$1.5で購入した全株数を全売却しました。

まだ上昇する可能性がありますが、リーマンショックや関東大震災の際に株の怖さを身に染みて経験しているため、自己をコントロールし、運用方針や資金管理にその経験を活かしてます。

また株の世界では、運用益が2倍、3倍になることは珍しくないため、なぜこの銘柄を買ったのか、その理由と今後の運用方針を記載します。

Inkeの事例:銘柄選定基準及び購入理由(前回の記事引用+α)

【ポジティブな点】

1.アプリのアクティブユーザー数が年々伸びており、原価率を考えても今後の売上、経常利益の成長率が大きい。

2.赤字から黒字転換しており時価総額が小さい。

3.また同業他社と比較しても、赤字から脱却したばかりで割安感が強かった。(時価総額が小さいという事は、上昇の伸び代が大きい。)

4.自己資本比率、流動資産と負債比率を考えても倒産確率は低い。また自社株買い(300万~700万円購入)を毎日していたため株主に割安とメッセージを与える効果十分有。

5.決算情報から粉飾決算の発生確率が、比較的低いと判断。(香港は、上場企業の粉飾決算が頻繁に起こります。また空売りをすればと思う方もいると想定しますが、個人投資家は、香港市場で空売りが出来ません。)

6.香港地場の証券アナリスト、香港UBSプライベートバンカー、ファンドマネージャーの意見を聞いて投資銘柄として悪くない評価であった。

【ネガティブな点】

1.配当がなし。

2.発行株数が多い。(上場当時頃に第三者割当を行い希薄化が生じた)

3.上場時以降、大口株主の売却により株価が押さえつけられており、株価が横ばいに推移(割安)。

上記のメリット・デメリットを総合的に比較した上で、リスクリワードを勘案し、購入価格により70%以上の確率で勝てると考えたため購入しました。

Inke売却後、購入銘柄(日本株投資)

香港証券口座から日本株の個別銘柄に投資しました。

以下のチャートを形成している日本株バリュー株を232円で購入済となります。Inkeの利益も含め香港に有する全資金を投資しています。

投資理由は、IR情報、財務諸表を熟読し、財務状況や資産性に問題ないことを確認し、更にチャートを見て株価も上昇するしかない形になっているためです。

今後の戦略は、同銘柄について最低50%以上の利益は取れると考えており、地合いを見ながら50%以上の利益で売却を検討します。

株の運用方針と香港の証券口座のメリット

投資家は、1度利益確保したら終わりではなく、倍々の利益(×2‥)を狙い再現性を元に投資していきます。調査に時間を掛ける事が損失を回避し、投資銘柄を極力絞り、増やした資金を更に増加するために徹底して様々な角度(定量的、定性的側面)から調査を行い投資を継続します。

今回Inkeの資金にて日本株銘柄を購入していますが、敢えて香港で購入する理由は、香港では譲渡益については非課税(日本株含む)であり、中長期投資を出来る日本の個別銘柄を今回見つけたためです。

日本では、譲渡益に20%課税されます。例えば1,000万円の譲渡益が発生した場合、200万円徴収されてますが香港であれば非課税。この20%(200万円分)は非常に大きいと考えます。

一方で、デメリットもあり、売買手数料は、非常に高く日本のネット証券の10倍(日本は、1回の取引が、無料や数百円程度の所、香港では最低2,500円以上)の費用を要します。しかし、中長期投資でまた2桁の利益を狙えれば問題ないと考えています。

まとめ

現役モナコのプライベートバンカーの個人資産の運用を公開している情報は、珍しいと思いますので、皆さんの資産運用に有益と思える最新の情報配信を心掛けています。

プライベートバンカーの個人資産の運用一部をご紹介しましたが、如何でしたでしょうか?

今回は、香港株式市場の個別銘柄の動向と資産運用の方針をお伝えしました。皆さんの資産運用の参考になればと思います。

補足説明:読者の皆様には、少し海外に視野を広げることでプロの間では、パフォーマンスの良い魅力的な商品があることを知って頂きたいためプライベートバンクに関する最新の情報配信を行っております。

Hiroshi Fujiについて

モナコ在住。個人投資家として、15年の日本株、外国株式(香港、中国、ベトナム、ドバイ)の運用経験を有する。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。

海外院卒MBAホルダー、証券外務員、プライベートバンカー資格 等。
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