【プロ向け商品】富裕層や機関投資家が、長期間投資する金融商品とは?
こんにちは。モナコのプライベートバンク(PB)にてプライベートバンカーとして、富裕層向けに投資案件の紹介、資産運用や節税アドバイスを行っている”Hiroshi”といいます。
プライベートバンカーという仕事柄あらゆる投資商品を紹介されます。す。
富裕層やプロの機関投資家が、どのような商品に投資するかご紹介したいと思います。海外投資に興味がある方に参考になると思います。
ルクセンブルグ拠点のプライベートエクイティ(PE)
パフォーマンスの紹介
本ファンドは、ルクセンブルグ拠点のプライベートエクイティファンドとなります。機密保持契約書を結んでいるためファンド名は、非公開としています。
主な投資先は、アジア諸国(特にシンガポール、香港、ベトナム)となりテック関連のスタートアップ企業に投資を行います。
パフォーマンスは、2020年2月までの表示であり、直近パフォーマンスはありませんが、これまでの過去のパフォーマンスは好調に見えます。
投資先企業の主な業界とは?
テクノロジー、金融サービス、不動産開発、インフラ開発、不動産開発等、多数の業界に渡ります。多数に投資を行う事でリスクを分散しています。
投資条件とは?
最低投資金額は、USD150,000となります。その他費用及び条件は、以下の通りです。
• 1.75% アドバイザー費用
• 15% パフォーマンス費用、ハードルレート&ハイウォーターマーク
• ロックアップなし(No lock-up period)
• サブスク費用なし(No subscription fee)
• 1年以内の償還は1%の費用(Redemption fee if holding
period less than 1 year)
投資サマリーとは?
・同ファンドの主な特徴は以下の通りとなります。
・投資可能な通貨は、USD及びEURとなり、ファンドの目標パフォーマンスは、7%と設定しています。
・投資先は、新興国のエクイティ(Emerging- and frontier market equities)全般となります。
・60日で償還可能となります。その他詳細は、以下の通りとなります。
プライベートバンカーとして顧客に紹介するには、入念なデューデリジェンス(DD)が必要となるため直ぐに紹介することはありません。
しかし、もしDDで問題なく、顧客の運用資金の性質(リスク及びリターンのバランス)を考えて投資を検討する可能性はあります。
まとめ
現役モナコのプライベートバンカーが、海外の金融商品の一部をご紹介しましたが如何でしたでしょうか。
プライベートバンカーは、お客様の依頼に応じてあらゆるニーズにも対応することが求められます。ちなみに機関投資家同士では、NDA(機密保持契約書)が結ばれるため一般的にこのような情報は開示されることはありません。
しかし、Hiroshiは、プライベートバンカーが謎のベールに包まれた富裕層向けの上品且つ神秘的なイメージは日々不必要と感じています。実際の業務は、庶務業務から通訳や翻訳等も幅広くあります。
よって、当方が情報配信することでプライベートバンカーに親近感を持っていただき、もっと皆さんに富裕層の扱う本物の金融商品を身近に感じて欲しいと考えています。
そのために皆さんの資産運用に有益と思える最新の情報配信を心掛けています。
補足説明:読者の皆様には、少し海外に視野を広げることでプロの間では、パフォーマンスの良い魅力的な商品や投資してはいけない商品があることを知って頂きたいため現役プライベートバンカーが金融・経済情報や投資に関する情報配信を行っております。
モナコ在住。モナコの現役プライベートバンク(PB)、ファミリーオフィス兼務、また個人投資家として、15年の日本株、外国株式(香港、中国、ベトナム、ドバイ)の運用経験を有する。
投資案件調査、資産運用や節税アドバイスを行っています。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。