【実話】モナコのプライベートバンカーが数億円分の仮想通貨取引を実行、生レア画像を公開!
こんにちは。モナコのプライベートバンク(PB)にてプライベートバンカーとして、富裕層向けに投資案件の紹介、資産運用や節税アドバイスを行っている”Hiroshi”といいます。
プライベートバンカーという仕事柄あらゆる投資案件に携わります。昨今のビットコイン(BTC)の高値に伴い、最近富裕層の方々からの依頼により仮想通貨取引で数億単位の取引を何回も対応しています。
プライベートバンカーが直接トレードに携わることは珍しいため今回当方が行った実際の取引を生公開します。(ちなみにお客様の仮想通貨で、Hiroshi自身の仮想通貨ではありませんのでご注意ください。)
億単位の取引となると取引量が多すぎ一度に取引をすると価格を高騰、暴落させてしまうため、市場価格にインパクトがないように大口同士の相対取引(OTC)と市場の売買の両方を組み合わせて丁寧に売買しました。
取引詳細は、画像付きで後述にて公開します。
実際の取引を生公開!
取引回数及び▽画面表記について
今回の売買取引は、数日以内に行った取引の一例となります。
本件は、数億円分の取引を1案件として、その他にも案件ごと(例:A、B、C、D等)に別勘定で売買を行っています。
具体的な取引は、板が薄かったため売買の際に1回辺りの取引を50万円~100万円と設定し約290回取引を行いました。
また後述のスクリーンが、仮想通貨取引所で取引をした実際の画面となり、黄色の▽矢印が約定成立した部分となります。(取引した仮想通貨名は今後も取引予定のため記載を控えさせて頂きます。)
数秒単位で数回取引をしていますが、画面上は数回分が纏まって一つ▽が表示されています。
【売買の事例①(良い例:流動性有)】
(1)マーケットにインパクトを残さずに一連の流れの中で売却が出来た非常に好ましい取引となります。
先ず黄色▽で数秒に1回の取引を行い、その後も継続的に取引を行っていました。
秒単位でマーケットの買い量に対して当方の売却量を合わせ、丁寧に取引を行いました。その理由は、大量に売りを出すと自分の売りで価格を暴落させてしまう為です。
(2)上記の後に上昇相場したため更に追加売却を行い、マーケットへのインパクトが極力少なく抑え、上手く価格変動に合わせて売却出来た出来の良いトレードです。
タイミングを見計らって取引を行い上昇局面の中で買い方が、当方の売りを吸収できています。
【売買の事例②(良い例:流動性少)】
・事例①の取引同様にマーケットにインパクトを残さずに売却が出来た良いトレードです。
※上記スクリーンの左下に約定履歴が表示されています。
【売買の事例③(良い例:流動性少)】
・前半は、良い取引であり、後半の最後の売り▽で際どいタイミングでマーケットにインパクトを与えずに取引完了出来ました。
【売買の事例④(比較的良い例:流動性少)】
上昇か下落かどちらに行くか分からない状況下で、買いに対して売りを多めにぶつけ上昇を妨げた取引▽になります。
※上記スクリーンの左下に約定履歴が表示されています。
【売買の事例⑤(比較的悪い例:流動性少)】
・最初は、非常に良い取引でしたが後半の最後の当方の売り▽でインパクトを出してしまい下落(陰線:赤棒)させてしまいました。若干少なめの量で売却すべきでした。
【売買の事例⑥(悪い例:流動性有)】
・下落の中での売却取引であったため本来は売り▽を一旦停止すべき状況でしたが、急ぎの案件であったためやむを得ず取引しました。
取引後の価格が更に下落したため、予想より悪くない取引結果となりました。
売買の仕方について
売買取引について、コストの面から基本指値注文をするのが一般的ですが、急ぎの案件である場合も多く板次第では成行注文も行います。
お客様からの当日中の取引完了依頼のケースもあり、取引の際は、スピード優先なのか、コスト優先なのか、各々のニーズに応じて臨機応変に取引を行います。
要するにお客様からの依頼内容とマーケットの需給バランスを比較しながら取引方針を決定します。
”取引状況”及び”取引の種類”について
今回の例は、1案件の取引における部分的なご紹介でしたが、お客様からのニーズや市況によって更に取引量を増減したり、時折トレードを一時停止する場合もあります。
今回の取引は、板を見て買い注文が少なかったため取引回数が多くなってしまい約4時間で全取引完了しました。
また他の案件(B、C、D等)のトレードでOTCを行っており、先方と約定時に”Done”、”Done”と連呼しています。
ちなみにトレードの際は、どのような金融商品(デリバティブ、先物、オプション、株、オプション及び仮想通貨等)でもどのような取引でも大口同士のOTCによる約定の際は、”Done”と言います。
まとめ
現役モナコのプライベートバンカーが、実際に行った仮想通貨の億取引の一部をご紹介しましたが如何でしたでしょうか。プライベートバンカーは、お客様の依頼に応じて如何なるニーズにも対応することが求められます。
ちなみに一般的にこのような取引情報は開示されることはありません。理由は、運用会社やトレーダーの機密事項であり取引状況を態々開示する必要性がないためです。
しかし、Hiroshiは、プライベートバンカーが謎のベールに包まれた富裕層向けの上品且つ神秘的なイメージは日々不必要と感じています。実際の業務は、庶務業務から通訳や翻訳等も幅広くあります。
よって、当方が情報配信することでプライベートバンカーに親近感を持っていただき、もっと皆さんに富裕層の扱う本物の金融商品を身近に感じて欲しいと考えています。
そのために皆さんの資産運用に有益と思える最新の情報配信を心掛けています。
補足説明:読者の皆様には、少し海外に視野を広げることでプロの間では、パフォーマンスの良い魅力的な商品や投資してはいけない商品があることを知って頂きたいため現役プライベートバンカーが金融・経済情報や投資に関する情報配信を行っております。
モナコ在住。モナコの現役プライベートバンク(PB)、ファミリーオフィス兼務、また個人投資家として、15年の日本株、外国株式(香港、中国、ベトナム、ドバイ)の運用経験を有する。
投資案件調査、資産運用や節税アドバイスを行っています。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。